一口に悩みと言っても、早急に何とかしなくてはいけないものから解決したいとは思うものの緊急性のないものまで、様々なものがあります。
漠然と悩みや解決の方法を考えても行き詰まり易いので、まずは優先順位を付け、悩みを可視化するところから始めましょう。
解決方法が分からないものや厄介な悩みほど、どうして良いか分からず優先度を下げてしまいがちですが、ここで言う優先度とは解決したい順番ではありません。
解決をしないことで被る不利益が大きいか小さいかで判断し、大きなものほど優先度が高いと考えます。
また、物質的な損害だけでなく精神的なダメージなども含め、考慮することが欠かせません。
優先順位が付いたら、次は解決の難易度を考えましょう。
簡単に解決出来るのか、解決が難しいのか、解決する方法が全く分からないのかといったことを考え、悩みを分類して行きます。
そして、自分自身の中でなんとなく答えが出ていて簡単に解決出来るものについては、早く解決してしまうことが大切です。
直ぐに出来ると思っていると後回しにしがちですが、悩みの数を減らすこと、そして悩みを解決出来たという感覚を持つことが、より困難な悩みを解決することにも繋がります。
簡単な悩みほど間を置かず、解決してしまうことが欠かせません。
また、解決方法が全く分からないものの、優先度が高い悩みについては、悩みに向き合う準備が出来ていない場合もあります。
解決方法が苦手なものであったり、やりたくないものだったりといった場合には、悩みから目を逸らしてしまうことも少なくありません。
無理に向き合ったところで解決は難しいでしょうから、まずは簡単なものから取り掛かるようにしましょう。